【レビュー・紹介】キャリコ【布とボタンとネコカワイイデス…】
どもども、ゆーやです。
寒い時期になじみのある言葉に「猫はこたつで丸くなる」というのがあります。猫は寒がりなので、冬は温かい場所でのんびり過ごしたいようですね。(実際寒がりなのかは知らん)
また、猫はお気に入りの場所でごろごろ過ごす様子もよく見られます。バケツや土鍋など、珍しいものを気いることもあるようですが、やっぱり柔らかい布やクッションなどがベストポジションになりやすいみたいです。
とゆーわけで今回は、お手製のクッションにネッコをお迎えするボードゲーム「キャリコ」のご紹介!
◆キャリコ (プレイ時間:40~60分 プレイ人数:1~4人)
【ルール概要・システム紹介】
様々な色・柄の布タイルをつなぎ合わせてクッション作りをしていくゲーム。
上手に色をつなぎ合わせると装飾(ボタントークン)がくっつき、お気に入りの柄を集めてあげると、猫が自分のボードに寄って来る。
箱から中身に至るまで、とにかく絵がかわいい。
特別凝ったフィギュアなどはないが、色・柄鮮やか生地で仕上げられるクッションに、いろいろな種類の猫(しかもそれぞれ名前付き)が集まってくる様子は、なんというかこう…他のゲームにないほっこり感を感じられる。
もちろんゲームとしても楽しい。
「タイルを1枚置く→1枚タイルを取る」を繰り返すだけのシンプルな内容ながら、ボタン・猫・目標タイルをうまく解決していかないといけないので、なかなかに頭を悩ます仕上がりとなっている。
特に目標タイルは、「色と柄の両方で目標達成すると得点がアップする」という点が良いアクセント。割り切れば案外簡単に(?)達成できる、でも頑張った人にはそれにふさわしいご褒美があるというのは、人間だれしもやる気が出るものである。(人参つるされた馬の気持ち)
とはいえ、やはりすべてを完璧にするのは容易ではない。「全部ほしいけど全部は無理!」という状況に直面しながら取捨選択を迫られるプレイ感は、見た目の可愛さとは裏腹にやりごたえ十分である。
それでいて、プレイ時間が1時間ほどなのもうれしいポイント。
「かわいいゲームをやってみたい」「カードだけじゃなく、ボードゲームらしいものを使うゲームをしたい」「重ゲーの合間に少し軽めに遊びたい」と、様々な需要にこたえられるのが偉い。
【自分語り】
初プレイはよく行くボードゲームカフェで。前々からイラストアドバンテージ激高のゲームとして認識していました。遊んでみると、見た目だけでなく中身もしっかりしていて、すっかりお気に入りのゲームに。
いろんな人にお勧めできるし、遊んでて嫌な気持ちにならない優しい世界のゲームという印象。やはりネッコ、君は世界を平和にするなぁ…(しみじみ)
なお、筆者は猫より犬派の模様。『キャリコ(イヌ)』とか出ませんかね?
【終わりに】
猫好きにもそうでない人にもおすすめの、可愛い楽しいゲームの紹介でした!
思わず集めたくなっちゃう猫トークン、ぜひ皆さんも見てみてください!