【レビュー・紹介】オレゴン【相乗り上等!西部開拓物語!】
どもども、ユーヤです。
私は大阪→福岡と転職してきた際、ほぼ全ての交流を置いてきたので、文字通り単身突撃の福岡生活となりました。
当然知人もおらず、土地勘もない。バスや電車も覚え直しと、未開の地をスマホ片手に色々調べて開拓していったのをよく覚えてます。(本当は福岡グルメとかも開拓したかったんですが、ボドゲカフェに入り浸ってたらお金が…ね…)
とゆーわけで、今回は開拓スピリット全開のゲーム『オレゴン』をご紹介!
◆オレゴン(プレイ時間:60分 プレイ人数:1〜4人)
【ルール概要・システム紹介】
① 手札から「場所カード×2 or 場所カード×1、建物カード×1」のどちらかの組み合わせでカードプレイ
② 出したカードの組み合わせによって、以下のようにそれぞれ処理する。
・場所カード×2:該当する場所のうち、何も置かれていない湖以外のマス1箇所に自分の駒を置く。周囲8マスに建物タイルがあればその建物全てのボーナスを獲得する。
・場所カード×1、建物カード×1:該当する場所のうち、建物タイルと背景の色が一致するマス1箇所に、プレイしたカードと同じ建物タイルを1枚置く。周囲8マスに各プレイヤーのコマがあれば、各コマごとにタイルのボーナスを獲得する。
③ 使った分の手札を補充して4枚にする。手番交代。
④ ①〜③を繰り返して、誰かのコマが全て置かれるか、建物タイルが4種類なくなったらゲーム終了。1番得点が高い人の勝ち!
基本的にタイルかコマをルールに沿って置いていくのみの非常にシンプルなゲームだが、ゲームのシステムに則って遊んでいくと、現代の「都市部」「ベットタウン」「郊外」みたいな分布図に勝手になるのがすごく面白い。
状況にもよるが、「タイル(又はコマ)を置いた周囲に自分のコマ(又は誰が置いたに関わらずタイル)を置くと特典やボーナスが入る」システムなので、建物タイルとコマが近い位置に密集・拡大する。これにより「都市部」が形成。
でもカードの内容によって良い場所に置けないこともあるので、置ける範囲で都市部にも近づけそうな位置に、別の中規模な塊がいくつかできる。これがベットタウン」になる。
そして最後に、引き運悪くどこにも掠らないような組み合わせでカードをプレイして、やむおえず変境地にコマやタイルが配置されるパターンが出る。これが「郊外」となる。
終了条件についても、2種類あるがどちらかに偏って条件が満たされることはあまりない。良いバランスでタイルもコマも減っていくので、「人ありきの建物、建物ありきの人」という、現代にも通じる在り方で発展の幕引きを迎えるのも、このゲームの特徴の1つである。
途中経過も楽しみつつ、プレイ自体は非常に気軽に遊べるのが魅力。説明量も多過ぎず、でもボードゲームらしさに溢れた良作。やや運によるブレ幅が大きいから、ガチプレイよりかは盤面楽しみながらフワッと遊ぶと◎。
【自分語り】
こちらも過去に登場した素敵な旦那からのフリマ戦利品。中古でもあまり見かけず、プレイ感も好みなので本当にいい買い物をしました!
初めましての方が多そうなときには特に重宝。
嫌じゃないぐらいに干渉しつつ、鉄板戦術よりもその場の流れを見て対応するゲームなんで、経験による差もつきにくい。おまけに開拓感がプレイでも視覚でも味わえて、ボードゲームらしさもしっかりある…バランスの良さが輝きます!
【終わりに】
西部開拓時代を生きるボードゲームの紹介でした!
オレゴンは実際にアメリカにある州のひとつで、自然豊かでのんびりとした地域だそうです。「オレゴン来月行く予定あるわ」という方は、まずはボドゲでオレゴンに触れてウォーミングアップするのもいいかもですね!(?)