大阪生まれ福岡在住の筆者が、自由にボートゲームのあれやこれやを書き連ねるブログです。
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【閑話休題】インスト、何に気を付ける?(する側編・前半)【それはさておき…】

どもども、ユーヤです。

ボードゲームをするうえで必ず出くわすのが、ルールを説明するフェーズ、いわゆる「インスト」ゆーやつですね。

インストが苦手な人、インストが上手といわれる人、インストが大好きな人…「インスト」1つとっても、いろんな感情を持たれるみたいです。

とはいえ、得手不得手、好き嫌い問わず遊ぶためには避けては通れぬ道なわけで…

とゆーことで『【閑話休題】シリーズ』第2回は、「インスト、何に気を付ける?(する側編・前半)」と題して書き連ねたいと思います!

●そもそも「インスト」って?
「instruct」や「instruction」といった「~を教える」という単語を省略した業界用語みたいなやつですね。筆者は初め聞いてからしばらくの間「install(導入する)」の略称と勘違いしてました。

上記の通り、ボードゲームについて教える」行為なわけですが、個人的にはこの言葉は、いろんな観点から受け取れる言葉な気がしています。例えばこんな感じです↓

①ゲームのルールを教える

②ゲームの遊び方(やり取りや駆け引きの様子)を教える

③ゲームの概要(世界観、システム など)を教える   etc…

なので今回は、今挙げた3つの観点から、自己流にはなりますがインストの気を付けるポイント(と思っている事)を述べていきたいと思います。
(なお、筆者自身は決してインスト上手というわけではないので、異論・反論はウェルカムカモーンです。)

●ポイントの説明、でもその前に…
「ゲームを説明するポイント」の前に、「お話をするポイント」について少し記述をば…。ボードゲーム特有の行動とはいえ、根っこは「会話を通じて相手に物事を説明する」なので、通ずる点は多いと思います。
てなわけで、個人的に気を付けている点を箇条書きでずらっと↓

①声のボリュームは人数と距離に合わせて調整

②早口厳禁、且つトークの間を定期的に設ける

③節目節目で分からない事が無いかの問いかけを

④余裕があるときは、目線を上げて相手を見る

①②は大事なのが想像しやすいかなと思うので、詳細は割愛。

③は最後にまとめてやる人もいるけど、個人的には非推奨。(但し説明全体の長さによりけり)「前提知識なしに、20~30分の説明を全部聞いて逐一覚えきれますか?」と、一度自問自答してみよう。(筆者には無理だ)
④はぱっと見関係なさそうだが、相手を見ることで受けて側の状態を推し量ることが出来る。引っ掛かりがありそうと見えたら、声のボリュームやテンポの調整、質問が無いか個人へ投げかけるなどをやってみるとよいと思われる。

●ゲームのルールを教える ポイント
では改めて、まずは「ゲームのルールを教えるポイント」から。

①大きな枠から小さな枠へ説明を
筆者がよくやるのは、「ゲームの大きな流れ」を説明して、「各フェイズの進行・アクションの詳細」を話す方法。
意図としては、前者に「資料の目次」的な役割を期待している。何事も「終わりが分からない」という状態は心的負担が大きいもので、全体容量や動きの区切りを先に伝えて、聞く側が気持ち楽に聞いてもらえれば・話を整理しやすくなれば…という感じだ。

上記では2段階で「大→小」としたがゲームのボリュームによっては「大→中→小」とするときもある。このあたりは題材となるゲームによって使い分けだろう。

②用語を極力避ける。
例えば、会社の運営をテーマにしたゲームで「投資フェイズ」といわれるのと、「お金や資源を払って、自分の工場の機能を向上させるフェイズ」なら、どちらが自分の動きをイメージしやすいだろうか?

筆者は後者の表現の方がイメージしやすいと考える。
特に、前述①で大きな流れを説明する際は、なるべくこういった言葉遣いで「AをしてBをしてCを確認して…」みたいに、相手の頭に具体的な行動内容が残せるように心がけている。

なお、これについては明確な例外がある。テキストを読んで処理を行うタイプのゲームだ。
カード上に「〇〇フェイズ」「△△アクション」と、そのゲームの用語が書かれていることが多く、用語で内容を説明しないと、カードの処理が不明瞭になってしまうことがある。筆者もやりがちなので要注意だ。(自戒)

③おさらいを間に挟む
例えば「アクションフェイズにできる事は7個あります」と順に説明すると、1個か2個「何が出来るんやったっけ?」となる経験、したことある人は少なからずいるんじゃないだろうか?

新しい情報がどんどん入ると、どうしても過去の情報は埋もれがちになる。選択肢が多い部分の説明ほど、間に「簡単にですがおさらいします」を1つ添えると定着具合が変わってくると考えている。

●まずはここまで…どうでしょか?
前半パートはこんなものでしょうか。
話すポイントは…まぁ「言われんでもわかるわいっ!」て感じですかね。聞く側になった際に、早口になりがちな人は多く見かけるので、そのあたりしっかりコントロールできるか否かは、聞きやすさの大きな分かれ目になりそう。

ルール説明については、かなり賛否が分かれそうですねw
ただ、筆者自身は前述に書いた部分がうまくいってないほど、ゲーム中に聞き返しや詰まる部分が多くなるという体感です。それだけ、受け手に伝わってない・情報が残ってないのだととらえられると思います。

気を付けだしたらきりがないですが、どの方法を取るにしても、「自分が文章を読み切る」ことではなく、「相手に内容が正しく伝わる」「相手の記憶に残る」事が果たすべき目標だという意識でやると、より良くするために必要な部分が見つけやすいかもですね。

●おわりに…
まずは半分!いやー普段のレビューよりよっぽど長いですねw
「ほんとにこっちが雑談の方か?」と疑いたくなるぐらいですが、レビューが本筋・こっちが雑談なのであしからず。

残りの半分も似た感じで、私見120%でお送りいたします!
楽しみな方が果たしているのかわからんですが、自由につらつら書き連ねますのでお楽しみに!

----------------それはさておき……---------------