【レビュー・紹介】ハゲタカのえじき
どもども、ゆーやです。
僕個人はボードゲームをコンスタントに遊ぶようになって2年ちょいという経歴で、福岡の古強者の皆さんと比較しても全然少ないプレイ時間…と自負しています。
そんな若輩者ですが、若輩なりに培ってきたボドゲのセオリーが一つあります。
それは、『バッティングゲームは面白い!!』です。
老若男女・プレイ回数の壁を越えて、安定して悩ましさと楽しさを与えてくれるのがバッティングゲーム!と、割と本気で思っています。
今回はそんなバッティングゲームから、代名詞とも言える「ハゲタカのえじき」をご紹介。
◆ハゲタカのえじき (プレイ時間(目安):15分 プレイ人数:2~6人)
【ルール概要・システム紹介】
① -1~-5と1~10が書かれた得点カードをランダムに1枚公開
② 手元にある1~15の数字が書かれたカードを1枚選び、
すべてのプレイヤーが一斉に公開。
※同じカードを2回使うことはできません。
③ 得点カードの表記がマイナスなら出した数字が一番小さい人が、
プラスなら出した数字が一番大きい人が獲得。
★ただし、出した数字が2人以上で被ると獲得権利がなくなる!
④ ①~③を15ラウンド繰り替えして獲得したカードの数字を計算。
得点の合計が1番高い人の勝ち!
改めて書いてみて思う、詳細はしょったとはいえルールが少ない。
(実際かなり丁寧に説明しても10分かからない)
実際にやると、このシンプル・簡潔なルールで誰と遊んでも面白いのがこのゲームのすごいところ。
「10点のカードが欲しい!だから強いカードを出す!」
「10のカードは出てくるだろうから次に強い9のカードで…」
「でもそれも誰かと被りそうだから別のカードで…でも…でも…」
素直な動きは被りやすいし、裏をかきだすときりがない。蓋を開けてみたら、2とか3とかの弱いカードで高得点がかっさらわれることもたびたび。
「じゃあ完全に運次第で全部決まっちゃうのでは?」といわれると、そうでもないのがまた良いところ。
各数字カードは「全員1~15で構成」「各カード1回使い切り」なので、ざっくりとでも出てきた内容を覚えておけばバッティングを避けて強いカードを出しやすい…かも。
【自分語り】
僕がボドゲカフェで初めてボドゲを遊ぶ人、短めのゲームが好きな人と遊ぶときは、必ずと言っていいほどラインナップに入ります!
(箱絵もポップな感じで、何となく抵抗少なそうですし)
「○○さんの4のカード、なんか俺のより強くない?w」「15~10まで全部被ってつぶれたんだが?w」そんな理不尽もさもありなん。
それでもサクッと10分・15分で笑ったり打ち負かされたり、一喜一憂できるのがこのゲームのいいところ。垣根を超えたコミュニケーションツールとしてのボードゲームの素敵な面がよく見える、ほんとに良きゲームです!
【終わりに】
初回なので王道を紹介…というわけでもなく、個人的に「広く盛り上がれるから、いろんな人に一回試してほしいっ!」 そんな思いで選んでみました。
みんなも見切れたハゲタカGetを目指して、Let'sバッティング!