大阪生まれ福岡在住の筆者が、自由にボートゲームのあれやこれやを書き連ねるブログです。
ボドゲが活発な福岡から楽しいことも難しいことも発信します。

【閑話休題】オープン会って、どんな感じ?【それはさておき…】

どもども、ユーヤです。

閑話休題シリーズ』も4回目、今回は福岡界隈を中心とした「オープン会」について書き並べたいと思います。

大阪・岡山に居た頃には全く知らなかった文化ですが、今となっては月に3~5回ほどの頻度で通うようにもなりました。

とゆーわけで、いつも通り自論全開であれやこれや書き連ねたいと思います!

●「オープン会」って何ぞや?
そもそも「オープン会」という言葉自体を知らない人もいるのでは?(筆者も福岡に来るまでは存在すら知らなかった…)
ざっくり説明すると「自由に参加できるボードゲームの催し」といったところだろうか。最近はコロナの事情で定員制・予約必須などにもなっているが、基本自由に出入りできるような催しだ。

主催が一定量ボードゲームを持ち込むので、手ぶらでも十分楽しむことが出来る他、個人で持ち込んだボードゲームを同好の人たちと遊ぶこともできる。費用も参加費数百円程度が殆どなので、コスパ良く、いろいろな人とたくさんのゲームを遊べるようになっている。

●「オープン会」のメリット
その① 遊ぶ相手に困らない
集まっているのはボードゲームを嗜んでいる人」or「ボードゲームに興味がある人」なので、基本遊ぶことに積極的。主催者のテーブル振り分けなども相まって、「遊ぶ相手がいない」という事態にはほとんどならない。

その② いろいろなボードゲームを遊べる
福岡のオープン会については、とにかく個人持ち込みが多く、多種多様なボードゲームが遊ぶ選択肢に入ってくる。よく見るものから、市場流通の薄いレアゲー、果ては日本未流通なんてゲームもでてくるレベルだ。「まだ見ないゲームに出会いたい!」「たくさんのゲームを見てみたい!」といった人にもお勧めできる催しだろう。

その③ 新たな人脈の確保
筆者は特にこのメリットを強く感じている。大阪か来福した際は本当に知り合いが一人もいなかった。今では、自宅にお呼ばれしたりされたり、ボドゲ以外のイベントにも混ぜてもらったり、何ならパートナーまでできてしまうという状態になっている。(ここ2年でTwitterのフォロワーが150~200増えてたw)
正しくコミュニケーションが取れれば、好意的に反応をくれる界隈なので、「同好の士の輪を広げるという」意味では、これ以上なく適性が高い。

●オープン会のデメリット
良い面があれば、当然悪い面もある。しっかりと取り上げていこう

その① やりたいゲームを行えない
不特定多数の人が集まる中で、同じく多数の人がゲームを提案するので「人数的に合わない」「趣味的に合わない」といった理由で、自身の好みのゲームだけ遊ぶという動きは取りにくい。
特に福岡は「個人でゲームを大量に購入する人」が多い印象(自分を棚に上げつつ…)そういう人ほど、「たくさん持ってるから順次自分のゲームを遊んでいきたい!」と欲が先走ってか、かなり強めに提案してくる人も散見される。

気にしない人は気にしないだろうが、例えば「自分もしたいゲームがある!」「このタイプのゲームは苦手でしたくない…」といった場合だと、状況によって提案をするにも提案に乗るにも動きづらいときもあるだろう。

その② 人間の当たりはずれ
言い方はひどいがくじ引きと同じ。同卓して心地良い人もいれば不快な人もいる。前者は大体似た要因によるもの(明るい・丁寧・清潔感ある・気遣いできる とか)だが、後者に関してはかなり個人の裁量による部分も大きい。

「同好の士」と言えど、所詮は個人。振る舞いから美意識から異なる生き物なので、「誰しもが自分の好ましい人」といかない事は頭に入れておかないと、ギャップでひどいダメージを食らうことになりかねない。

なお、筆者的には福岡の界隈の人は、平均的に「優しい人」が多い印象。(そうじゃなきゃ筆者のような偏屈な奴に、ここまで友好の輪は広がらないw)ただし、一部の人、特に男性に突出してやばいのがいたりいなかったりするので、適度な距離間で様子を見て、やばいと思ったら適宜距離を置くようにしよう。

●福岡オープン会から見えた筆者近辺のボドゲ界隈
ここからは良くも悪くも筆者が思う、「福岡のオープン会」を通して見えた界隈の印象を書き連ねてみる。

◆福岡はオープン会が非常に盛ん
大体毎週どこかでオープン会がある。何ならオープン会同士がかぶるなんて時もあるレベル。順次新しい会が起こり、そのたびに一定量人が遊びに来ているので、「よく活動している」というのが本当にぴったりな表現だ。

◆持ち込み多すぎない?
オープン会は主催が一定量ゲームを持ってくるのがスタンダードになっている(と思っている。)しかし、なぜかボードゲーマー(自分も含め)は十分な量があるのを分かっているのに、自分のゲームを持ち込んでしまう…。にしてもまぁ持ち込みすぎである。そんなに持ってきても、時間も卓も人も足りないのよ?(自戒を込めて)

◆重ゲプレイヤー、長考型が多め?
90~120分級のゲームをするプレイヤーに関しては、特に福岡界隈だと長考する人が多い印象。大阪で遊んでいた時は2時間で終わっていたゲームが、+30~60分ぐらいかかるようなイメージだ。度が過ぎなければ「じっくりゲームを遊びたい」というだけのものなので、「どうぞどうぞ」といった感じ。しかしなぜかそういう人ほど、プレイ時間の見積もりが甘いことも多々あったりするんよねぇ…。

◆持ち込みゲームは「できない」と心得てくるべし
上記にも関係するが、「人に対してゲームが多すぎる」ので、自分で持ち込んだものは全くできない事も多い。たまにSNSで「持ち込みゲーム、1つぐらいは稼働させでもいいやん」というような意見も聞くが、そもそも「出来る事が担保されてない中、自己責任で持ち込んでいる」ので、仮にやれなかったとしても腐らないのが筋だと考えている。

これに関しては過去にスゲーやべー人を見たことがあり、「持ち込みゲームを提案→他ゲームと提案がかぶる→「プレイしないなら帰宅する」と主張してでも持ち込み分をプレイしたいアピール→結局別のゲームがプレイされる→帰らずにそのゲームに参加→参加中立たなかったことを愚痴り続ける」という始末である…。皆さんも反面教師にどうぞ。

◆遊ばないゲームを拡げるマン
福岡に来て見かけるようになったのが、「ゲームが広げられていて持ち主も座っているが、同卓者は誰も座っていない」というシーン。最初は「あとから予定者が来るのかな?」と思っていたが、後々「このゲームやりたいアピールの一種」であると判明。

ぶっちゃけ場所の邪魔である、あとやり方がなんかせこい。
場所問題は言うまでもなく、限られたスペースなのだから、遊ぶと決まった物から順に場所を確保する方が建設的だろう。アピールにしたってなんかこう…フェアじゃない。できるならみんなそうしたいところを、場所が足りないのを認識しているので、頑張って口頭で説明しているのだから、そこは少し勝手が過ぎるだろうと。

当然ながら筆者は、その手のアピールする卓ほど意図的に入らない。
公の場なのだから、各々が少しずつ我慢しながら、それでも遊んでもらえるように努めるのが筋ってもんだろう。

●まとめ ~熱量高し、善人多し、たまに「しゃーしい」福岡オープン会~
オープン会から感じる雰囲気だけでも、福岡のボードゲームに対する熱量は非常に高いと感じている。もっと言うと、クローズ会(知人・友人のみを集めて週人数で行うボドゲ会)も週末に多数SNSで見受けられるので、感覚的な物だけでなく実際に高いのだろう。

ご新規を巻き込もうとする動きも強く、仮に一人でオープン会に行ったとしても、主催や主催に近しい人が、何かしらの形でいい意味で巻き込んでくれる。少なくとも自身の周りでは「オープン会が楽しかったから」と、別の会やボドゲカフェで遊び始めた人を複数名認識している。

ただ、高い熱量を悪い方向でこじらせた人も、少数だが一定数確認出来ている。
まぁ割と早い段階でそういう人は淘汰はされるのだが、困った時は主催者やオープン会に慣れてそうな人に相談してみるのも手。そういう時は大体その他のプレイヤー間でも、「あいつはやべー奴」と認識されていることが多いので、ちゃんとフォローの立ち回りをしてくれる(と思われる。)

●終わりに…
「オープン会」という切り口から、色々筆者の思いを書き連ねてみました!
筆者自身は悪い面の被害にあうことはなく、(おそらく意見をはっきり言うタイプなうえに理詰めするタイプなので、関わったら面倒と思われている…)来福後の筆者が順風満帆なボドゲライフを送れている、基盤を作ってくれた大事な場だと思っています。

今は無くなってしまった会も、新たに起こった会も、すでにいろいろな思い出があるので、今後もしっかりどっぷり楽しむ次第です!

皆さんも、特に「これからボードゲームしてみたいっ!」という方は、是非ともオープン会で楽しんで見てはいかがでしょうか?

 

ではでは、今回はこの辺で…。

 

--------------それはさておき…-------------------